「不動産」とは、一体何なのでしょうか…?
それは言葉のごとく、「不動産」とは「動かない財産」です。
つまり、土地、建物の両方ことです。
この「土地」と「建物」というのは、二つで一つの財産のようですが、業界の人たちの考え方は、実は少し違います。
土地は「不動産屋」さん…。
建物は「建築屋」さん…。
この2つの業者は「似ていて、非なり」です。考え方が、全然違います。ほとんど、全部違います。
土地を扱う業者は、「土地がなければ家は建たない…」と思い、
建物を扱う業者は 「自分たちがいなければ家は建たない…」と、
それぞれの業者がそれぞれのプライドを持って仕事をしています。
あたりまえのことですが、土地がなければ家を建てることはできません。
でも、建物を建築するには、建築の設計、施工の技術と経験がなくてはできません。
土地は既にあるものです。
土地の形を変えることは造成という工事があるけれど、土地自体が変わるものではありません。
建物は新たに材料を組み合わせて作り出すものです。
つまり、不動産屋さんは、「すでにある存在する土地のこと…」を考えます。
建築屋さんは、「材料を組み合わせて新しい物を作り出す家のこと…」を考えます。
「今あるもの…」を考える不動産屋さんと「新たに作り出すもの…」を考える建築屋さんは、似ているけど、考え方がまったく違ってしまうのです。
考えている対象の性質が異なるのですから、やむを得ないのです。
皆様から見れば、土地と建物はあわせて一つの不動産なのに、それをあつかう業者は、土地と建物は別々のものなのです。よく見る不動産広告で、「新築住宅」というものがあります。
「新築住宅」とは、すでに建築され、今すぐにでも入居可能なものです。見ればすぐに分かります。
間取りも仕様もすでに決まっているので、お客様にとっては買うか買わないか判断しやすいものです。
実際に販売する際には、「土地」と「建物」をセットにして販売しています。
このほうが分かりやすいですね。
土地と建物等と、分けずに考えればいいのですから。不動産屋さんには他にもいろいろな形状の商品があります。中古住宅、建築条件付売地、売地などです。不動産屋さんの中心の作業は「販売」です。
お客様が希望する不動産(新築住宅・中古住宅・土地など)を販売するところと考えると分かりやすいでしょう。建築屋さんは建物を「作る」ところと、考えるといいと思います。
「不動産」を購入することを真剣に考えている人たちは是非、この不動産屋さんと建築屋さんの違いをしっかりと理解して、問い合わせ先を間違えないようにして下さい。
最後に、今回の「ブログ01」のまとめです。
(1)不動産屋さんは土地建物を販売するところです。
(2)建築屋さんは、建物を作る・直すところです。
建築屋さんでも不動産部を持っているところもあります。
土地探しに建築屋さんに行っても対応できることもあります。
もちろん当社、札幌の「みんなの不動産」でもメーカから注文住宅会社、工務店までご紹介できます。
是非、お気軽にご相談下さい…!
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不動産のプロフェッショナル
札幌北区の「みんなの不動産」
代表 杉森 広高
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≪弊社の業務内容≫
★新築住宅・中古住宅・マンション・土地の売買仲介
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