新築・中古住宅、新型コロナ蔓延中の今、住宅販売で業者の事情もあるのでしょうけど、見込客への売り込みが激しいようです。
月々の返済額を減らすために長期のローンを組む…! 確かに無い訳じゃありませんが、とっても危険です。
(長期ローンを組んでいい人は、繰上返済で早期完済出来る人だけ…)
定年しても退職金で払えない…! 最悪です…。(終身雇用が崩壊した日本で退職金が貰える方はいかほど…?)
定年年齢がそのまま引き上げられたのならまだマシ。
でも、一旦退職して、”再雇用=賃金半分かつ年金は65歳まで無し”。これでは99%生活できません。
住宅販売の方は、「皆さん、35年ローンですよ…。退職金で返したら良いんですよ…」
なんてことを言いますが、私(FP資格者)の所に相談に来られる方は、
「15年ローンでも返せるんですけど、金利低いし20年の方が良いですか…?」とか
「今、2,000万円あります(ただし、子ども2人の教育費込み)。どれくらいのローン組んだらいいですか…?」
しっかり考えている方はこれくらい考えています。
その昔、ローンは“ボーナス払い”で全体資金の3〜4割。これでボーナス激減で泣いた人が一杯いました。
令和の時代は、“ボーナス払いは、ほどほどに…”です。
その昔、ステップ返済(5年後に返済額が増えるやつ)で予定通りに給料が上がらずに泣いた人も大勢いました、ちょっとだけ社会問題になりました。(奨めていたのが「住宅金融公庫」だったので…)
住宅ローンは、借りれる…ではなく、返せるか…? かつ、60歳とか65歳になっても返せるか…?
で考えて下さい。
「新築住宅」ばかりでなく「中古住宅+リノベーション」とすることで、購入代金を下げることができるかも…